お客様との導線作りのためにショップカードが必要
ほとんどのハンドメイド販売をやっていらっしゃる方は、Instagramのアカウントがありご自身の作品を載せていらっしゃいます。そしてショップカードを作り、そこにInstagramのQRコードを載せて、出店の際に購入してくれたお客様に配って店とお客様の間に導線を作り集客に利用しています。そのQRコードが、Instagramでなくともネットショップやブログサイトであったりもします。
ショップカードを業者に頼むと経費がかさみ、商品単価も上がる
そのショップカードですが、業者に頼めばお高いでしょうし、高ければ高いほど経費としてかさむわけです。経費としてかさめばその分商品単価が上がります。いかに商品単価を下げる工夫をするかもお客様にとってメリットになることだと思います。
アナログ的な作り方でチラシを作ろうと考える
パソコンで安く作るのもいいかもしれません。ですがあえてアナログ的に手作り感を出して、昭和レトロなデザインのように親しみのあるチラシを作っても面白いと思いました。
出店者さんは、低コストで洗練されたショップカードを自作している
出店者さんの中には、手作りで尚且つ洗練されたデザインのショップカードを作られている方もたくさんいらっしゃいます。出店者さん何人かに作り方を教えてもらいましたが、さすがアイデア賞です。見た目では業者にやってもらったかのようなショップカードで手作りとはわかりませんでした。尚且つ低コストで製作されており素晴らしいです。そして人それぞれ作り方が全然違ったりするのです。
昭和レトロなデザインを研究した
そこで、私もショップカードの手作りに挑戦してみようとやる気がめきめきとでてきました。自分でアイデア満載の作り方を見つけるんだ。
まずデザインのコンセプトはどうしようかと思い、やはり「ぽかぽかざっくりん」の特徴である「暖かみ、親しみ」を表現しようと思いました。子供が図書館によく通っていましたので、私は待っているついでに図書館でデザインの本を何冊か読みました。その中に「昭和レトロの商品デザインやチラシ」をまとめた本が何冊かありました。
昭和レトロなデザインのポイントを見つけた
昭和の人のデザインは、
①色数がだいたい2色で少なくい、②文字は手書き、③とても個性的なイラストと文字がお洒落、④帯などを使っている、⑤配置が自由で面白い、⑥パッケージにしてもいいようなお洒落さがある
ことに感心しました。未だに、こうして昭和レトロのチラシやデザインを集めた本が何冊も残っているのがよくわかります。
昭和レトロ風なチラシを自作してみた
そこで昭和レトロのチラシを参考にして、色は2色に絞って帯をつけたデザインにしてみました。帯も文字も手書きで書きました。QRコードを載せている部分だけ現代風です。そして、くまのあみぐるみと縁起物のあみぐるみが載ったショップカードが完成しました。
お客様の反応は、「私は、こういう茶色いチラシ好きやで」「私と同じ好みをしているかもしれない」です。意外ですが、お客様もレトロなデザインがお好きだという方が多いのに驚きました。
お客様が気軽にもらいやすい素材やデザインのチラシも良い
「ご自由にどうぞ」と書いてあるためか、通常のショップカードのように厚い紙でお金がかかってそうに見えないからか、チラシにしてあるので気軽にお客様が持って行ってくださいます。「よかったらチラシどうぞ」と声掛けました、「もうさっきもらったよ」とおっしゃっておりました。
チラシの1番の目的は、出来るだけ多くの人にお店を知ってもらうことです。ですので、お客様が気軽にもらいやすいデザインや素材の物であることも、場合により必要だと思いました。もちろんブランドイメージを大切にしたかったら、お洒落で高級感があるショップカードも良い場合もあると思います。せっかくハンドメイド販売してますからね。チラシもハンドメイドしてみて良かったです。
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