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マーケティングのためにリアルな世界で直接販売をし、定番商品を育てる

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ハンドメイド販売を継続していける販売方法は何?

ハンドメイド販売で木製雑貨とあみぐるみを販売しています。あみぐるみは主に、くまと縁起物のあみぐるみを製作しています。

 

当初は、ネット販売だけにしようか出店して直接販売だけにしようか、両方にしようか迷っていました。どの販売方法が「ハンドメイド販売として継続していけるのだろう」と経験者に聞いたりネットで調べたりしていました。

ネット販売がいいか?マルシェ出店が良いか?経験者に聞いても意見が分かれる

経験者に聞いても「マルシェはやめた方が良い」「ネットが売れる」「ネットは売れない」その人によって意見が分かれていました。ネットで調べてもは答えが見つかりませんでした。結局自分で試してみて答えを出すしかないという結論に至りました。そして、「まずは両方やってみよう」と思いまして試してみました。

どこの出店場所で販売しても売れる商品は同じだった

複数の出店先で販売してみて気がついたことは、どこの出店場所でもよく売れる商品は同じだということです。このよく売れる商品を定番商品にしていけば良いと、自然に答えが導き出されました。

2種類のタイプの出店場所がある

ファンを作るか?需要のある場所に行くか?

出店に関しても、
毎回同じ場所で出店して、じわじわと自分の商品が認知されてリピーターになってくれるお客様が増やしていく場合
チラシ配布やフリーペーパー掲載、Instagramで宣伝など販促活動を出店先がやってくれたためか、最初からハンドメイド品が好きなお客様が来てくださる場合
と、2種類あります。いづれの場合もSNSを通して自分でも宣伝します。
②の場合は、主催者様の力があってフリーペーパーを何十万部も配ってくれたこともあり、宣伝効果抜群で本当にありがたいです。

 

コンビニの様に、その出店場所に来るお客さんは毎回同じ

①の場合も、リピーターさんがついてくれたら強いのですが、物販の場合は1つ注意点があります。コンビニと同じで、その出店場所に来るお客さんも毎回同じ人が来るということです。そのため同じ商品ばかりを販売していたりすると飽きられてしまうのです。材料費が高い商品を初めにうっかり安価で販売してしまうと、その後値段を適正価格に変更すると売れなくなってしまいます。それを避けるために、場所を変えて出店する出店者さんもいます。

お客さんの反応を商品開発に生かす

直接販売では、お客さんが商品を買う理由が分かる

直接販売して良かったことは、どの年齢層の方が誰のために購入するのかが、直接販売だとわかることです。

 

プレゼントのために、仲が良い人とおそろいで、ご自身のために等々があります。その場合どの商品が好まれるかなども、直接販売を通して知ることができました。それがわかるとペルソナ設定が明確にすることができます。ペルソナを明確に年齢設定までして販売してみると、ペルソナの通りの人がお客さんになるわけではなく、あみぐるみはお客様の年齢層が幅広いこともわかりました。直接販売で見たお客さんの表情や動きなどの反射的な反応思わず出たひとことよく売れる商品それらの情報は今後の商品開発に役立ちます

ネット販売でもアクセス解析で、直接販売はお客様からのフィードバックで市場のニーズが分かる

ネット販売でもminneに優秀なアクセス解析がついていますので、お客さんが何を求めているのか予測をつけることができます。このホームページであっても、Google Search Consolを設置すれば検索されたキーワードがわかりますので役立ちます。

でも直接販売は、更にプラスアルファ「ここをこうしてほしい」「ここがこうだったらなあ」「ここが好き」「〇〇だったから買った」お客さんからフィードバックがあります。

定番商品の育て方が決まる

こうして、良く売れる商品はバリエーションを増やして定番商品に、あまり売れ行きが良くない商品は改良を加えて、進化させていくための方向性がわかります。そのためリアルな販売は良いと思います。

 

自分がこれを大切にした商品を作りたいと強くこだわった部分をお客さんが言い当ててくれ、この方向性で行こうと確信を得たこともあります。「〇〇な商品がほしかった」「〇〇だから買う」といったような言葉です。

直接販売で、あえてチャレンジせざるを得ない環境に身を置く

 ネット販売の商品と直接販売の商品は向いている商品が違いますので、両方ともやってみるということはそれぞれの販路に適応せざるを得ないため、自然と商品のバリエーションを増えるということが良いところだと思います。特にマルシェは〇日までに商品を用意しなくちゃと焦りますので、自然と商品数が増えます。マルシェによっては「お子様が楽しめる」など課題もあったりして、それに合わせて新たに商品開発をしたこともありました。あえて自分をチャレンジせざるを得ない環境に立たせるため成長もできますネット販売のみでは、どこに問題点があるのか延々とわからないという不便さもありますよね。

くまのあみぐるみキャラクター
くまのあみぐるみキャラクター

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