· 

あみぐるみをテレワークのライト(白、暖、暖暖、なし)で照らして、どれが一番綺麗に写真撮影できるか比較してみた

くまのあみぐるみに色々なライトを当てて、写真撮影した実験
くまのあみぐるみに色々なライトを当てて、写真撮影した実験

同じあみぐるみなのに、可愛く写ったりブスに写ったりする。人間と同じ現象。

Instagramに商品の写真を投稿したり、ネットショップにあみぐるみの写真を登録するのに、まずは写真撮影をします。

その写真の出来栄えが、光の当たり具合であみぐるみが可愛くも可愛くなくも写ったりします人間と同じで、あみぐるみも顔に影がかかると全然可愛くないのです。

 

同じ日に撮影した自分なのに、撮影した場所によって、神写真であったり実際より不美人であったりすることあるじゃないですか?人間はまだ表情の作り方で違いが出るのも納得なのですが、全く表情のないはずのあみぐるみも、同じ編みぐるみで同じ場所で撮影したはずなのに、可愛く映ったり実物よりも可愛くなく映ったりします。これはどうしたことだろうと不思議に思っていました。

 

ハンドメイド販売は写真が大事で、写真の出来栄えによって売れ行きが変わってくるとよく言われます。ですが、私はネット販売もマルシェ出店でのリアル販売も両方やっています。マルシェ出店だけでもやることがいっぱいありすぎて、写真の撮り直しなんて時間をかけて何度もやってられないのです。「時短で綺麗に撮影できる方法はないものか・・・」と悩んでいました。

 

特にマルシェに参加するとなると、そのマルシェにあった価格帯のあみぐるみの準備やワークショップの準備などがあります。「ぽかぽかざっくりん」では商品も木工ワークショップの木の材料も全てを手作りしていますので、それだけでもとても時間がかかります。加えて、消耗品、備品などの小道具の準備も欠かせません。商品管理簿への記入など、事務処理もしっかりしています。

  

このようにやることがいっぱいあるため、あみぐるみが完成したらパパッと撮影して、画像を切り取してから自動補正だけしてネットショップに載せています。可愛く取れるまで何度も撮影しているわけではないですので、暗くていまいちな写真もあったりします。

写真はエフェクトかけて加工しないで、そのまま使う

instagramをやり始めたばかりのころは、エフェクトをかけていました。それをネット販売の登録に使おうとすると、商品の色味が違ってきますのでかけないことにしています。ネットショップから届いた商品が、実物と違っていたなんてことにならないためにエフェクトはかけない方が良いと考えました。

昔はInstagramの投稿には、エフェクトをかけるとガラリと雰囲気が変わるのに感動して、張り切って使っていました。でもいつしか、「あれ?エフェクトをかけない方があみぐるみが可愛く映ってる」ことに気が付いてやめることにしました。

 

出店の申し込みを次から次へとしていたため、出店の準備でわずかな時間もないのですが、いつかは写真を研究して、徐々にクオリティーの高い写真を撮れるように練習しなければと思っていました。ハンドメイド作家さんのinstagramの写真やネットショップの写真は、写真家が撮影した写真のようにお洒落で綺麗に仕上がっているので、「皆さん、作品だけでなく写真までプロ級に仕上げてすごい!」と感動すら覚えていました。「皆、どうしてそんなに能力が高いんだろう?器用すぎじゃないか・・・、不器用さ~ん、どこ~??」とも思っていました。

テレワークで使うライトを使って比べてみた

そして昨日、スマホ撮影の時に照らすライトを購入しました。色々あってどれを選んだら良いのか分かりませんでしたが、とりあえず安価なものを購入しました。だいたいそのようなライトはどれも、

①蛍光灯のような真っ白

②ほんのりと暖かみのある色

③しっかり暖かみのある色

の3種類の組み合わせがほとんどです。私はその一般的なライトを購入しました。

 

そこで、その3種類のライトを当てて撮影した商品と、全くライトを当てないで撮影した商品を比べてみました。

 

お天気は曇り空。お部屋の電気をつけて日中の撮影です。晴れた日に撮影できれば良かったのですが、「時間が取れたので、今日こそ撮影するぞ」と決意を固めた日に限って、お空が曇ったり雨が降ったりするのです。不思議ですね、皆さんはそんなことありませんか?

撮影後に自動補正だけはポチッとしました。上の画像が撮影結果です。

 

このように4つを並べて比べてみますと、暖かみのあるライトを当てて撮影したものより、全くライトを当てずに撮影した商品の方が暖かみがあるように見えませんか?

不思議ですよね。ライトなしで撮影しているときは、お部屋が暗くてあみぐるみが綺麗に写らないかと心配になるような薄暗さでしたので。ライトなしで撮影した方が、明るく写っていたなんてマジックにかけられたようです。「お部屋が暗い方が、あみぐるみが明るく写るなんてミステリーだ~」

 

肉眼でのこのくまのあみぐるみ「子熊ちゃん」は、ぽかぽかとしたブラウンの暖かみのある色合いです。綺麗な色合いの毛糸で編んでいます。「それがちゃんと伝わるように撮影できたらなあ・・」・。信じてもらえないかもしれませんが、本当に肉眼の方が可愛く見えるんです。それだけに何とか撮影技術を身につけなくてはと思っています。

 

あみぐるみはお顔があるので、撮影技術の差が顕著に表れるんでしょうかね?アクセサリーはどうなんでしょう??

 

というわけで実験結果が出した結論は、「お天気の良い日の日中に、カーテンを開けて、ライトなしで撮影し、自動補正だけする」のが、もしかしたら1番商品が綺麗に写るのかも…?という考えに至りました。

お金をかけるべきところと節約するべきところの使い分け

そこで頭をよぎったのは、「もしかして、ライトを買わなくても良かった?」「1500円もしたのよ〜」です。お高いのは7000円もしてました。やはり考えなしに高い道具を買うものではないですね。

ハンドメイト販売をしていると、どんどん投資をしちゃう作家さんがいるみたいなんですよ。売れないと焦ってエスカレートしちゃうんですかね?什器も高いものを買って、ブランディングするためといってショップカードや値札も何もかもを業者に頼んだりするそうです。

 

YouTubeを見ていると、ハンドメイド販売のコンサルに100万~200万円も投資した人もいらっしゃって大丈夫なのかな??と思ってしまいますね。中には誰もが知っているようなことを教えて、コンサル料金を取る先生もいるようです。「それだけの金額があれば、商品をいくつつくれるのよ」と思いませんか?良い材料で製作して適正価格をつけて、ネットショップに並べるかマルシェで販売する方が良いかと思います。マルシェでもあみぐるみやぬいぐるみが大好きなお客様はいらして、ぽつぽつと高い商品でも買ってくださいますからね。お金をかけるべきところと節約するべきところをしっかり分けないと、赤字になってしまいますよ。

ベテランさんはショップカードをプロ級に手作り

私もベテランの出店者さんに作り方を教えてもらったのですが、ショップカードも値札も手作りで、それが業者に頼んだもののように綺麗に作ってました。驚くべきところが、お金がかからないデザインというものがあるらしいです。印字も紙も費用が掛からないように工夫されていました。「このお洒落な値札やショップカードにそのような仕掛けがあったなんて・・・!」それでしっかり売れてますから、ぜひ見習いたいものです。

 

そんなことを言っている私も必要のないライトを買ってしまったので偉そうに言えません。そもそもこのライトはzoom などでネット会議するときに、自分を美しく盛るための機材で使用するためのものです。もったいないからzoomやるときには絶対に有効活用させて自分を盛らなくてはと、心に誓ったのでした。

写真撮影にごちゃごちゃした小物はいらない

よく、ネットショップでハンドメイド商品の撮影に背景の道具や小物が使われているのがありますよね?あるYouTuberさんが、写真撮影には余分な小物はいらないとおっしゃってました。理由は、写真が上手に撮れる様になれば小物で飾る必要がないらしいのです。私も実はずっとモヤモヤしていまして、ネットショップの背景に小物がたくさんありますと、「結局どれが商品?」と迷ってしまうことがあります。商品を見つけるための労力を使いたくないと思って、そのショップページから離脱することがよくあります。ですので小物なしでオッケーの意見は、「やっぱり、そうか」という確信に満ちた気持ちになりました。

関連記事

pokapokazakulin.jimdofree.com Blog Feed

あみぐるみをテレワークのライト(白、暖、暖暖、なし)で照らして、どれが一番綺麗に写真撮影できるか比較してみた
>> 続きを読む