自分でデザインすると良いことを、頭を振り絞って一生懸命考えてみた

くまのあみぐるみと木製雑貨
くまのあみぐるみと木製雑貨
著作権がありますので、ハンドメイド品を販売する人は自分でデザインを考えるのは当然なのですが、自分でデザインを考えるメリットは何だろう?そのためにモチベーションとなるメリットは?と答えを探しておりました。

トライ&エラーの経験値は、データの蓄積という宝物ができる

オークションやフリマサイトで沢山売られている「〇〇風」

オークションやフリマサイトのあみぐるみを見てますと、中には「〇〇風」などと言い、明らかにディズニーのキャラクターのあみぐるみを販売している人がいます。作品自体上手かったりするのですが、「ここまで作れるなら自分のデザインしたあみぐるみを販売した方が楽しいのに」なんて思ったりします。どうしてそこまでして真似してしまうのでしょうか?やはり売れてしまうからなのでしょうかね?著作権違反というリスクを抱えながらも「〇〇風」を販売してしまう気持ちがなかなか理解ができません。

 

でも、あみぐるみって売れるようになるには大変な分野だとは思います。アクセサリーのように人気のあるカテゴリーでもないですし、あみぐるみがどうしても欲しいというお客さんに出会うこと自体が難しい。だから多くの人にすでに受け入れられているディズニーのキャラクターを真似して販売する方が楽なのか?

自分独自のオリジナルな制作方法を発見できる

でも自分でデザインすることが良いと思えるようなメリットはないのかと考えていても、残念なことに、なかなか腹落ちする答えが見つけられなかったのです。ただ1つだけ自分の中でコレはあるなと思いましたのは、自分でデザインして、試行錯誤を繰り返し作品を作っていれば、トライ&エラーをたくさん経験できるということを思いました。

 

エラーがたくさんあれば、エラーした分の材料費が無駄になりもったいないのですが、どうしたら上手に出来るかと試行錯誤をしているうちに、こうしたら失敗するこうしたら成功するというようにたくさんのデータが自分の中に蓄積されます。そうしているうちに、D I Yの本やあみぐるみの本には記載されていない自分独自のオリジナルな製作方法を、たくさん発見し身につけることが出来ます。真面目にやってると、昨日の私より今日の私の方が新しいやり方を発見できる。そこがメリットだと思っております。

世界観が統一され、自分の作品のブランドカラーができる

自分で考えると同じ材料を使う

他には、「自分のカラー(世界観)が統一される」です。自分で考えるので、自分の好みの色やデザインを知らず知らずのうちに多用します。材料も使いやすい同じものを使います。良い材料というのは、巡り合うまで時間と労力がかかります。そうして手に入れた材料はずっと継続して使いたいのです。そしてそれが自分の作品のブランドカラーになります。

人の真似ばかりしていたら、商品ごとに世界観が変わる

カッコいい物が好きな作家さんならカッコいいデザインになり、デザインには、エレガント、ほっこり系、派手などあるかと思いますが、人の真似ばかりしていたら商品ごとに世界観がバラバラになってしまいます。
私は木製雑貨とあみぐるみを製作していますが、なぜかどちらも世界観が同じです。全く違う素材の商品なのにです。もっと言えば什器やチラシも自作していまして、それらもあみぐるみと世界観が似ています。そのため木製雑貨にあみぐるみを飾っても、しっくりきます。今は木製雑貨の商品をあみぐるみの什器として使用しています。とても馴染んでいて、あみぐるみが何倍も可愛く見えます。玄関に飾ったらインテリアを彩る雑貨にもなり、あみぐるみのほっこりとした表情で訪れたお客さんを笑顔にしてくれることでしょう。

大人として、法律を守る

最後に1番大切なことで最も重視しなくてはいけないことは、大人として法律は守るということです。やはりデザインには著作権がありますのでそこはしっかり真面目に従おうということです。真似るのはラクですが、自分で考える努力をした方が上達しますので、長い目でみたら後者の方が自分のためになるような気がいたします。

くまのあみぐるみキャラクター
くまのあみぐるみキャラクター

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