お客様の言葉と反応を読み取って市場調査し、定番商品に進化させる
「紫のくまちゃんを作って」と頼まれた
「鼻の色はこの色が良いなあ」
「私は、この色の毛糸が好きだなあ」
「○○色の毛糸のくまさん、オーダー出来ない?」
直接販売していますと、ネットでは聞こえてこないお客様の本音を知ることが出来ます。直接販売の良いところは、お客様が直接目で見て好きなあみぐるみを購入してくれる安心感があるところです。他には、お客様と会話ができるので、そのときのお客様の感想が新しい商品作りのヒントになったりするので、そこが1番メリットかなあと思ってます。
過去には「紫のくまさんを作って。紫のくまさんを作ってくれたらすぐに買う。注文できない?」と頼まれたことがあって、紫のくまさんを作ってみました。初めに紫のくまさんが良いと聞いた時には、「売れるのか?」「熊は茶色だって」と思っていましたが、驚くべき結果に。紫のくまちゃんを作って以降、作ったら確実に売れています。
紫のくまちゃんが売れて、だんだん可愛く見えてきた
全然別のお客さんが、「茶色のくまちゃんにしようか、紫のくまちゃんにしようか」と、くまちゃんを交互に真剣に眺めて、紫のくまちゃんを選んでご購入くださったこともありました。私が一生懸命に茶色のくまちゃんを推していたにも関わらずです。それから不思議なことに、冷静になって紫のくまちゃんを眺めていると、明るい雰囲気に見えてきて、それこそ夏の日差しに似合うような明るいポップなデザインのバッグにつけると超CUTEに見えだしたのです。いや~、お客様のセンスってすごいですね。
答えを知りたかったら、考えているだけじゃなく売ってみる
商品を作っても、結局のところ売れるかどうかはやってみないと分からないので、売れるかどうかの答えを知りたかったら、出店して答えを出すのが近道です。出店してみてお客様の声を知り、改良した方が良いところは改良し、残した方が良いところは残して新作を作り、トライ&エラーを繰り返して定番商品が徐々に完成できるのが良いかなぁと思ってます。定番商品って、完成するまでに段階を踏んでいくものだなあと実感しました。
あみぐるみは、ちょっとした作る技術の違いで差が出る
あみぐるみは、①毛糸の太さや硬さ柔らかさ、②ワタの入れる量や位置、③かぎ針の号数、④編み方の力加減、⑤パーツや目の取り付け位置により、編み図が同じでも違うくまさんが完成します。そんなちょっとしたことで、違うくまちゃんが完成するものですから、そこがまたあみぐるみの面白いところなんですけどね。ハンドメイドだからこそ、ちょっとずつ進化させて色々な表情のくまさんができるので、世界に一つだけのあなただけのあみぐるみに出会えますよ。
市販のキーホルダーだと、小中高校生くらいだとすぐにお友達が真似して買ってきちゃうんですよね。ハンドメイドのあみぐるみならそんな心配はご無用です。私だけのアイテムを探しに来ませんか?
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