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「あなたのお店に私の作品を置かせて」と言われたエピソード

くまのあみぐるみと木製雑貨
くまのあみぐるみと木製雑貨

人様の作品を管理する余裕はない

「出店準備が大変だからあなたのお店に私の作品を置かせて」と頼まれる

出店をしていますと、お客様でご自身のハンドメイドの作品の写真を持って来られて、その作品を「ぽかぽかざっくりん」に置かせてほしいとおっしゃらる方がいらっしゃいます。とても素敵な編み物雑貨なのですがお断りしました。すみません。自分の商品を置かせてほしい理由というのは、もし自分が出店するとしたら、出店のための道具を揃えるのも大変だし、お店に並べられるだけの数の商品を作るのに1年は準備がかかる、出店したとしても接客が苦手だからということでした。

商品の保管の管理は、労力と神経を割いている

結論から申しますと受託販売はしていません。といいますのは保管場所も必要ですし人様の大切な作品を取り扱うということは、何より管理の仕方にも気を配らなくてはいけません。それなりに責任がともなうと思うのです。

 

日頃から商品管理にはかなり気を遣っています。直射日光が当たらない場所であるとか風通しの良い場所であるとかです。埃がつかないように専用の袋に入れて保管し、尚且つ湿気にも気を使っています。「ぽかぽかざっくりん」の商品だけでも、商品管理には労力と神経を割いています。その状況で人様の作品までは、とてもとても手が回りません。

製作や出店準備やネット販売など、自分の仕事で手がいっぱい

更にぽかぽかざっくりんでは、木製雑貨とあみぐるみを製作しておりまして2つとも製作に時間がかかります。木製雑貨は何個かまとめて製作するのですが、工程がたくさんありペンキを乾かす時間も必要です。木製雑貨は高いと思うお客さんもいるかもしれませんが、製作している私からはその手間暇や難しさを考慮すると、破格に安い値段で販売しているのです。
あみぐるみは、あみぐるみを製作したことがあるお客様は「あみぐるみは難しいし時間がかかる」とよくご存知で、丁寧に製作しておりますため労力がいります。

 

木製雑貨とあみぐるみの製作に精一杯ですので、受託販売まで手が回らないのが現状です。ハンドメイド販売というのは、製作以外にも出店準備やネット販売などやることがたくさんございますため、時間がいくらあっても足りません。

マルシェの出店が大変だと思う方は、委託販売やネットショップがおすすめ

ですが、ハンドメイドの受託販売をしている専用のお店もネットで探せばたくさんあります毎月固定費と販売手数料がかかるようですが。その代わりに、梱包や発送、接客をしなくて良いので仕方ありませんね。出店の準備ができないというならネット販売もおすすめです。出店ほど商品数を準備しなくていいので、委託販売やネット販売でスタートしてみるのもいいかもしれませんね。

共同経営は、デメリットが大きい気がする

マルシェ出店のブース代が割り勘になる

出店していると、出店者さんの中にはお友達と共同出店している方もいます。出店先のブース代が割り勘になるというのはメリットが大きいと思います。ただその場合は、個々で別々のお店を持っている方が良いかと思います。お友達と一緒に1つのお店を経営というのは、考え方の違いからトラブルしか見えてこないような気もします。

いちいち共同経営者に了解を得なくてはいけない

実際共同経営の方を見ていると、片方の人が「これではボランティア価格だから価格を上げようと提案しても、もう片方の人が「え~」と反対します。片方の人が「どこどこのマルシェに出店したい」と言っても、もう片方の人が別の定と重なって断念をせざるを得ない時もあります。細かいこといちいち共同経営者全員に了解を得なくてはいけなく、主催者さんへの返事もレスポンスがよくありません。デメリットが大きいなあと思ってしまいますね。

自分1人で決めるのに不安がある人にとっては、相談相手がいて良いかも

ただ、自分では決断することが苦手な人にとっては相談できて心強いかもしれません。会計はどうやっているんでしょうかね?なんかそれもややこしそうですね。しまいには「私一人だと出店する勇気がない、誰か知っている人がいないと怖い」と言っていた人もいました。案外最初から一人なら平気だったと思うんですけどね。

くまのあみぐるみキャラクター
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