刺繍のお顔作りは難しいが、風合いが暖かみがある
世の中に出回っているあみぐるみは、差し鼻とお口なしが多い
あみぐるみのお鼻とお口の刺繍、実はとっても繊細で難しいです。ですので、世の中に出回っているくまのあみぐるみを見ますと、やはり難しいのか、お鼻は刺し鼻でお口はないくまちゃんで溢れかえっています。
刺繍は難しくはあるものの、その代わりに上手に刺繍がしてあると暖かみのある風合いがでてとっても可愛いのです。
1ミリ以下のズレで可愛くなくなる刺繍のお顔作り
ただあみぐるみのお顔の刺繍は、お鼻もお口も1ミリ、いえ1ミリ以下ズレただけで、オッちゃん顔にもゴリラ顔にも垢抜けない顔にもなったりします。
毛糸のほんの1本ではなく毛糸の1~3つの繊維くらいのズレで、刺繍する力加減で、もう違うお顔になります。
どうしてそんなに繊細なの!と思ったりします。
特にくまのあみぐるみは耳に尻尾に手足とパーツも多く、バランスよく綺麗にパーツをつけるのも難しいのですが、せっかくそれらを全て上手にクリアしても、この刺繍の僅かなミステイクのせいで、いきなりおブスちゃんになったりします。
刺繍のお顔は油絵のようなくすんだ風合いがある
時間もかかるし神経も使う刺繍のお顔作りですが、それでも刺繍のお顔は油絵のようにくすんだような風合いがあり、プラスティックのさし鼻よりも高級感があります。
大物のあみぐるみの刺繍は、 失敗したら台無しに
大物のあみぐるみは、本体に直接刺繍している
特に、大物のあみぐるみの本体に直接する刺繍は難しいと思ってます。例えば「リボンベア」の目の刺繍、これも1ミリズレただけで変になります。「美人招き猫」と「華やかフクロウ」の目の輝きも、1ミリのズレはもちろん糸の厚みによっても輝きが変になります。何せ直接刺繍しますので、失敗したら台無しになるから神経を使います。
あみぐるみは刺繍以外にもたくさん注意するポイントがある
このように編みぐるみの刺繍は大事な要素ではありますが、あみぐるみを綺麗に仕上げるのに気を付ける要素はそれだけではありません。
編み図通りに編むだけではなく、基本に沿った編み方やオリジナルな仕上げ方、毛糸の硬さや質感、毛糸の色艶の良さ、綿の入れる量、パーツの綺麗なつけ方、その他様々な要因が折り重なりやっとのことで可愛い形が完成します。本当に、奥深いですね。あみぐるみって。
世の中に出回っているあみぐるみのお顔をあえて意識して見比べてみると、人間と同じように様々な個性があって、まるで性格まで表現されているようで面白いですよ。
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